佐賀・どんどんどんの森近くのお好み焼き店「大文字(だいもんじ)」(佐賀市多布施2)が6月2日、閉店した。
1950(昭和25)年ごろ、佐賀中心街・呉服元町の商店街の一角にオープンした同店。1999(平成11)年ごろ、現在の場所に移転した。野菜を多く使い、客自身が焼くスタイルの「お好み焼き」は、「ぶた玉」「チーズ玉」「天ぷら玉」など12種類、極細麺を酢じょうゆで食べる「焼きそば」は、「ぶた」「牛」「ベーコン」など7種類を用意。野菜や具を多く使った「オイル焼き」も提供してきた。
閉店に際し店舗入り口などで事前告知しなかったことから、最終営業日までに来店し、閉店を知った客がSNSで閉店を知らせる投稿や惜しむコメントを投稿した。最終営業翌日の3日、店頭には「甚だ勝手ではございますが、この度、6月2日をもちまして営業終了閉店とさせていただきます。長い間ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました」と記した貼り紙が掲出された。