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佐賀市唐人に二郎系ラーメン店「夢の一歩」 鳥栖「夢を語れ」系列店

ラーメン店「夢の一歩」店主の村山潤さん(左)、八谷怜巳さん(右)とスタッフ

ラーメン店「夢の一歩」店主の村山潤さん(左)、八谷怜巳さん(右)とスタッフ

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 ラーメン店「夢の一歩 佐賀店」(佐賀市唐人1)が2月12日、平和通り沿いにオープンした。

ラーメン店「夢の一歩」で提供する「小ラーメン」

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 「夢の一歩」は、西岡津世志さんが手がける二郎系ラーメン店「夢を語れ」の系列店。お笑い芸人だった西岡さんは、「ラーメン二郎」に出会ったことがきっかけで、芸人を辞め、同店で修業。2006(平成18)年に京都に「ラーメン荘 夢を語れ」を開き独立。その後、海外での店舗展開の夢を実現するため、2012(平成24)年にアメリカ・ボストンで「Yume Wo Katare(夢を語れ)」を開業。2018(平成30)年に帰国後、鳥栖市に「総本店」を構えた。「夢の一歩」は昨年4月に鳥栖市に開いた系列店を今年1月にリニューアルし、「総本店」として開いた店舗。

 「佐賀店」は、村山潤さんと八谷怜巳さんが運営するフランチャイズ店で、「夢の一歩」2店舗目。村山さんは、通販会社に勤めた後、独立し、サウナ関連の新商品開発を目指す中、県内メーカーの販売支援の仕事に関わり、面白さを見出していたという。八谷さんは、「キャンプ場を作る」という夢を掲げ、配達専門の飲食店舗に勤め、店長として各地を回っていた。「夢の一歩」に出合ったきっかけは、昨年12月に佐賀県が主催するスタートアップ向けのコミュニティーイベントに村山さんが参加したこと。村山さんが仕事への思いを語ったところ、イベント参加者から「夢の一歩」の佐賀市への出店の話をもらい、八谷さんと出店を決めたという。

 店内席数はカウンター、テーブル合わせて20席。メニューは麺200グラムを使った「小ラーメン」(豚1枚=1,000円~)をメインに、「大ラーメン」(豚3枚=1,300円)、ニンニクや野菜増量、ゆでたまごやチーズのトッピングにも対応する。しょうゆベースに背脂を入れ、麺はもちもちした太麺が特徴で、豚は「丸福精肉店」(唐人1)から仕入れた「若楠ポーク」を使用する。

 村山さんは「ボリュームある見た目のラーメンだが、若い人だけでなく年配の人にも楽しんでもらっている。麺のゆで時間がかかるのでいかに早く提供できるかが課題。店内にはお客さんの『夢』を書いてもらうボードを用意しているので、小さいことでもいいので書いてもらい、人生を豊かにするきっかけの場所にできれば」と話す。

 営業時間は11時~14時、17時~22時。火曜定休。

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