美術館に飾るような特別な器で佐賀の食を楽しむレストランイベント「USEUM SAGA(ユージアムサガ)」が12月9日から、佐賀市内で開催される。主催は佐賀県。
佐賀の食材や器の作り手と料理人が交流を深め、感性を磨きながら地元の若い才能を育てるという県のプロジェクト「サガマリアージュ」の一環で開く同イベント。県内の料理人が地元食材と器を通じて自身が磨いた技術や感性などを表現する場として、2021年7月に有田町で初めて開催した後、唐津市、嬉野市、武雄市の4カ所で開催した。
5カ所目となる今回は2つのイベントを開催。12月9日・10日にカフェ「need(ニード)」(佐賀市兵庫南3)で開くイベントでは、「ミシュランガイド2019福岡・佐賀・長崎版」でビブグルマンを獲得し、「ゴ・エ・ミヨ2023」に掲載された佐賀県内7店舗のうちの一店となった「カレーのアキンボ」(大和町川上)店主の川岸真人さんと、沖縄県宮古島市出身の料理人・渡真利泰洋さんがコラボ。佐賀と沖縄の食材を組み合わせて作り出す料理とドリンクコースを提供する。開催時間は、9日=12時~・18時~、10日=12時~。料金は2万5,000円。定員は各回16人。
12月16日・17日・23日・24日に「カレーのアキンボ」で開くイベントでは、川岸さんが沖縄の食文化に触れて創り上げる限定メニューを提供する。開催時間は12時~・19時~。料金は1万2,000円(ドリンク代別)。定員は各回5人。
2つのイベントはいずれも専用フォームで予約を受け付ける。定員になり次第、受付終了。