弁当店「一番乗り」(佐賀市大和町尼寺、TEL 0952-20-1637)が10月27日、マックスバリュ尼寺店近くにオープンした。
店主の志波正人さんは佐賀市大和町で育ち、周りの人に迷惑をかけながらも育ててもらった恩返ししたいと、昨年6月、「佐賀弁当まにあ そいぎん太郎」のインスタグラムアカウントを立ち上げ、佐賀県内の飲食店を応援する「佐賀ばたすくっプロジェクト」という企画を行っている。今回、28歳で自身の夢だった飲食店を開いた。
メインで販売する「さがん海苔(のり)弁」(1,600円)は、佐賀牛ステーキや肥前さくらポーク、大和町川上の米農家が作る「さがびより」と佐賀のりなど、食材の全てを佐賀産でそろえ、「佐賀を表現する」のり弁当を、オーダーを受けてから調理・販売する。志波さんは「関東では増えつつある高付加価値ののり弁当を、佐賀で先駆けて提供したかった」と振り返る。ほかに「日替わり弁当」(700円)、「特製バター豚汁」(300円)なども用意する。
志波さんは「イベント出店やコラボ、SNSでの活動はもちろん、予約注文や配達にも対応し、地域に貢献できる弁当店を目指していきたい」と話す。
営業時間は11時30分~18時。月曜定休。