佐賀市北部・三瀬地区への子育て世代の移住のきっかけを作るイベント「保育園と学校と空き家見学ツアー」が10月21日、開催される。
「保育園と学校と空き家見学ツアー」での移住者との交流と暮らしに関する情報交換を兼ねたランチ(過去の様子)
佐賀市中心部から車で約45分、福岡市中心部から車で約1時間と、両市のほぼ中間に位置する三瀬地区は、福岡市に隣接しながら田舎の風景を感じることができることから、近年、福岡県内からの移住が増えているという。同イベントは、子育て中の家族を対象に、移住を検討する際に気になる保育施設や学校、生活環境のイメージを直接伝える場を作ろうと、佐賀市が主催し、三瀬地区の地域活用事業などを行うNPO法人「Murark(ムラーク)」(佐賀市三瀬村三瀬)が実施する。
当日は、佐賀市役所三瀬支所近くのコミュニティーカフェ「みつせCUBE」に集合後、三瀬保育園と三瀬小中一貫校を見学。移住者との交流と暮らしに関する情報交換を兼ねたランチの後、空き家を見学。同NPO副理事長で、自身も福岡でゲストハウスのスタッフをした後、同地区に移住した堀智子さんが案内する。
堀さんは「秋の風と日差しが気持ちいい季節になったこの時期の三瀬は、子育て中の家族に、山での暮らしと子育てについてリアルな情報交換できる機会になると思う。里山暮らしを希望の家族にぜひ、トライしていただければ」と話す。
9時30分集合、14時30分解散。参加費は1,000円(弁当代として)。同NPOまで電話やメールなどで事前申し込みが必要。10月10日17時締め切り。