三瀬温泉「やまびこの湯」横のグランピング施設「ザランタン(The Lantown)三瀬高原」(佐賀市三瀬村藤原)が7月、テント客室2部屋とテントサウナを新設した。
「ザランタン」は、観光施設に特化したリゾート人材サービスや観光メインの地方創生事業を手がける「ダイブ」(東京都新宿区)が展開するグランピング施設ブランドで、現在、佐賀市のほか岡山県津山市阿波村、北海道芦別市、栃木県鹿沼市、茨城県常陸大宮市の5カ所で運営する。
「三瀬高原」は2021年5月、古い昭和の雰囲気を残すかやぶきと、瓦ぶきの農家の住宅をモデルに移築復元した建物「やまびこ交流館」を管理棟に、隣接エリアに「ベルテント」(定員3人)を8棟、「皇帝テント」(定員4人)を2棟、合計10棟のグランピングテントを設置。2年間で7000人以上の宿泊利用があったという。今後、子ども連れ家族や友人同士のグループでの利用をしやすくするためにと7月14日、やまびこの湯に近いエリアに「皇帝テント」2室を増設した。既存テントと同様、アウトドアインフルエンサーのYURIEさんがコーディネートしたヨーロッパ風の内装で統一した。
7月26日には、宿泊客が有料で利用できるテントサウナを設置。好きな香りのアロマウオーターによるセルフロウリュと、三瀬の地下水やひんやりとした風の外気浴で、アウトドアでの「ととのい」を体験できるという。利用は1日2組限定。
宿泊料金は、1泊夕食付き1人=1万3,640円~。