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佐賀・三瀬「やまびこの湯」にグランピング施設 地域食材使った料理提供も

「ザランタン三瀬高原」のグランピング施設

「ザランタン三瀬高原」のグランピング施設

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 グランピング施設「ザランタン(The Lantown)三瀬高原」(佐賀市三瀬村藤原、TEL 070-3549-3069)が7月3日、三瀬温泉「やまびこの湯」横にオープンした。

グランピング施設「ザランタン(The Lantown)三瀬高原」の「ベルテント」

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 観光施設に特化したリゾート人材サービスや、東京でチャレンジしてみたい若者に働き方と住まいを提供するサービスを手掛ける「ダイブ」(東京都新宿区)が、2019年から手掛けるグランピング施設運営事業の一環でオープンした。「The Lantown」には、「ひとつ(The)の地方・地域(Town)の魅力をつなげて(Lan)、地方創生の火をともす(Lantern)」という意味を込めたという。

 三瀬高原の施設オープンのきっかけは、同社が初めて開設した香川県東かがわ市の温浴施設「ベッセルおおち」内のグランピング施設の運営評価が高かったことから。「ベッセルおおち」を運営する「創裕(そうゆう)」(香川県高松市)は、佐賀県内の「やまびこの湯」のほか、「佐賀ぽかぽか温泉」(佐賀市兵庫北5)、「きゅうらぎ温泉 佐用姫の湯」(唐津市厳木町牧瀬)も運営しているつながりで、「やまびこの湯」でのグランピング施設運営提案を勧められたことから、同施設を管理する佐賀市に提案。開設に至ったという。

 客室となるテントは、定員3人の「ベルテント」が8室、定員4人の「皇帝テント」が2室。室内のベッドや家具をアウトドアインフルエンサーのYURIEさんが監修した。夕食は「みつせ鶏」バーベキューと旬の焼き野菜を地元野菜のサルサや三瀬産ゆず胡椒、「有明海苔」を合わせた料理など。朝食は、「ベルボワーズ」(三瀬村杠)のパンや「IBUSUKI」(三瀬村藤原)のソーセージなど、それぞれ三瀬の食材を揃えた料理を用意する。温泉は「やまびこの湯」が宿泊料金内で利用可能で、ほかにレンタサイクルやたき火・スモア体験など三瀬のさまざまなアクティビティと連携する。

 グランピング事業マネジャーの壇沙樹さんは「オープン直後から雨続きで緩やかなスタートとなったが、今月後半の連休はすでに満室となる予約をもらっているほか、グランピング施設運営を検討されている事業者さんが見学にも来られた。本格的なグランピング施設は佐賀県内初ということもあり、営業許可取得が大変だったが、今後、このようなアウトドア施設が増えるきっかけになれば」と話す。

 宿泊料金は、大人(10歳以上)=9,350円~(2人以上利用時)、子ども(7~9歳)=7,480円~、幼児(6歳以下)=無料(食事なし)。インターネットで予約を受け付ける。

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