JR佐賀駅高架下西側に4月26日のオープンに向け工事が進む商業施設「サガハツ」の周辺に現在、施設を「佐賀駅」の文字を使って紹介するポスターが複数掲出されている。

「佐賀駅」の文字を使い、「駅の下に、新たな道を。」と表現した「サガハツ」紹介ポスター

　サガハツは、佐賀駅が1976（昭和51）年に現在の場所に移転・高架化され、構内に商業施設「デイトス」がオープンして以来の全面リニューアルで、昨年1月末に閉館した「えきマチ1丁目」西館跡と、その西側のJR九州関連の事務所エリアを合わせて約2800平方メートルの改装工事を進めている。

「さが発・さが初」をコンセプトに、佐賀の地域力を発信する店として、ベーカリー店「Repos（ルポ）」、持ち帰りすし店「嬉乃（うれしの）すし」、赤身専門牛肉精肉店「CENTRAL BEEF（セントラルビーフ）」、佐賀の酒を提供する「SAGA BAR（サガバー）」、立ち飲み店「NO-STAND（ノースタンド）」、カフェレストラン「Beee＋マルシェ＆カフェ」、地元産品を販売する「YOKATO！（よかと）」が出店を予定し、佐賀初となる6店舗の出店も予定する。

　2月下旬から掲出されているポスターは、赤地をベースに、クロワッサン店や眼鏡店、酒を提供する店の出店を知らせるものや新たな商業施設をイメージするものなど、いずれも「佐賀駅」の文字を使ったデザインに仕上げた。運営・管理を担うJR九州ビルマネジメント佐賀営業支店によると、これらのポスターは当初、10種類掲出しているが、工事の進捗に合わせて、少しずつ新たなポスターへ差し替え、オープンへの期待感を高めていくという。