アウトドアショップ&体験型カフェ「nokuras(ノクラス)」(神埼市神埼町枝ヶ里)が神埼警察署隣にオープンして、1月28日で2カ月がたった。
スノーピークのトレーラーハウス「住箱」を使い施工した「nokuras」の体験型カフェ
佐賀・福岡エリアで住宅建築などを手がける「プレースホーム」(同)が、アウトドアメーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)が展開する「アーバンアウトドア」の取扱店舗として2017(平成29)年から営業してきた「ナチュールPLUS」を昨年11月28日にリニューアル。物販店舗の向かいに体験型カフェをオープンし、店名も改めた。アウトドア道具を日常使いするためのアイデアや住宅の提案をする「マイスター」の山崎愛子さんは「アウトドア向けのキャンプ道具を家の中でも使いこなしてもらうことを目的に店を開いたが、来店のハードルが高く、体験型カフェへの来店通じて、手軽にアウトドアを楽しめる空間を作りたいと考えた」と振り返る。カフェは、スノーピークのトレーラーハウス「住箱」を使い施工した。
カフェメニューは、「オリジンコーヒー」(佐賀市兵庫南4)のコーヒー豆を使った「ハンドドリップコーヒー」(400円)や「カフェラテ」、宮崎県の「日南レモン」を使った「レモネード」や「大阿蘇牛乳」をフォームミルクにした「ココア」(以上500円)など。スノーピークのホットサンドクッカー「トラメジーノ」を使って焼いたホットサンドイッチやポテト、キャンプファイヤーで作られる伝統的な人気のデザートで、マシュマロを直火で焼く体験をした後、チョコレートに合わせて、グラハムクラッカーで挟むデザート「スモア」(300円)も用意する。
物販店舗にはスノーピークのキャンプ用品約2000点をそろえ、カフェの周囲の屋外にテントやたき火台を展示し、キャンプ道具を使ったさまざまな体験イベントを企画する。スノーピーク製品の修理にも対応。
山崎さんは「普段キャンプしないお客さまの来店が増え、たき火でのマシュマロ焼き体験など喜んでもらい、物販店舗により立ち寄ってもらえるようになったほか、たき火台でソロキャンパー同士のつながりができることも増えた。今後、キャンプ道具を使ったパン作りやたき火を生かした料理教室など楽しんでもらえるイベントを企画したい」と話す。
営業時間は11時~18時(土曜・日曜は19時まで)。水曜・第2火曜定休。