気象庁が1月12日に公表した「令和4(2022)年の都道府県別の震度観測回数」で、佐賀県の震度1以上の観測回数が全国で最も少なかった。
佐賀県企業立地ホームページで紹介する、佐賀県と主要都市の地震発生回数の比較
昨年、国内で震度1以上を観測した地震は1964回で、2021年の2424回と比べ460回少なかった。全国で最も多く観測されたのは福島県で338回。佐賀県は10回で、前年の8回より2回多かったが、2021年に続き、全国で最も観測回数が少なかった。
昨年、佐賀県で最も強い震度を観測したのは昨年1月22日未明。日向灘を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、大分県内で震度5強を観測。佐賀県内では佐賀市や神埼市で震度4を観測した。
佐賀県企業立地課では、企業誘致での県の強みの一つとして、企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合にも事業資産の損害を最小限にとどめながら、事業の継続や早期復旧を可能とするための事業継続方法の計画を立てる「BCP」において最適なロケーションとしており、過去10年間でも、「熊本地震」が発生した2016(平成28)年を除き、全ての年で震度1以上の地震観測回数が10回前後と少ないことなどをアピールしている。