JR佐賀駅で現在、7日前までの予約で、西九州新幹線を経由し佐賀駅~浦上駅・長崎駅間を片道利用できるネット限定切符「おためし!私たちも、かもめ 早特7」の販売を強化している。
JR佐賀駅みどりの窓口デジタルサイネージで表示されているネット限定切符「おためし!私たちも、かもめ。早特7」
昨年9月23日に武雄温泉駅・長崎駅間が開業した西九州新幹線。JR九州によると、昨年12月22日までの3カ月間、同区間で約61万9000人の利用があり、前年比196%、2018年比10%になったという。
佐賀駅~長崎駅の所要時間は、在来線特急「かもめ」運行時から約30分短縮し約45分となったが、運賃と自由席特急料金の合計は、在来線特急「リレーかもめ」と武雄温泉で乗り継いだ場合、佐賀駅~長崎間が4,100円となり、これまでより130円高くなった。同社は、西九州新幹線「かもめ」を佐賀駅からもより多くの人に利用してもらおうと、開業時点で設定していなかった同切符を11月1日に設定。現在、佐賀駅構内で同切符をアピールするポスターを多数掲出している。
料金は、新幹線・在来線特急ともに普通車指定席利用で、大人=3,000円、子ども=1,500円。JR九州インターネット列車予約限定で、乗車1カ月前の10時から7日前までの23時まで販売する。販売は3月24日まで、利用は3月31日まで。
併せて、佐賀駅~長崎駅間を西九州新幹線「かもめ」と特急「ふたつ星4047」を片道ずつ利用できる、当日購入可能な往復切符「かもめぐるりんきっぷ」も販売している。料金は8,600円。販売・利用は3月31日まで。