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佐賀県庁前広場「アルクス」にカフェ「レゴ」 イベント利用希望者対応も担当

「LEGGO」の江口裕太社長

「LEGGO」の江口裕太社長

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 佐賀県庁前「くすかぜ広場・ARKS(アルクス)」内のカフェレストラン「LEGGO FOOD(s)(レゴ・フーズ)」(佐賀市松原1)がオープンして1カ月がたった。

佐賀県庁前広場「ARKS」内「LEGGO」で提供する「B-POINTの麻婆飯」

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 佐賀県が管理する「くすかぜ広場」を再整備し、5月14日に「アルクス」としてリニューアルした広場内に同日オープンしたカフェで、「LEGGO(レゴ)」(唐人1)が運営する。社長の江口裕太さんは今年3月まで、「エスプラッツ」1階でイタリア酒場「KING KITCHEN(キング・キッチン)」を営業していた。

 江口さんが「レゴ・フーズ」を運営することになったきっかけは、「くすかぜ広場」への飲食エリア設置について意見を求められたことからという。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年4月に始めた県内のテイクアウト情報サイト「トリモテ」の運営の中心として、その後、2021年1月に結成した佐賀市内の飲食店グループ「#TEAMサガハピ」では事務局スタッフとして、営業時間短縮要請期間の弁当の共同販売を企画。活動を通じてつながった飲食店代表としての意見をする中で、「アルクス」の飲食エリアの運営に興味を持ち、公募に応募。採択を受け、「キング・キッチン」の閉店を決め、運営会社を新たに立ち上げた。

 席数は、店内カウンター4席、同テーブル16席、屋外テラス44席。メニューは、「LEGGOのサガPASTAセット」「LEGGO特製チキンスパイスカレーセット」「黒毛和牛デミオムライスセット」(以上1,000円)、「三田川ホルモンの定食セット」(1,600円)、中心街のバーが監修する「B-POINT(ビーポイント)の麻婆飯(マーボーハン)」(1,000円)をはじめ、軽食やスイーツなどを用意。ドリンクのうち、コーヒーは「くゆるコーヒー」(大財3)を用意する。

 江口さんは「当社では、カフェの運営のほか、県内で生産した雑貨を販売するショップの運営や芝生で使用できるアウトドアセットの貸し出し、イベントなどの利用希望者対応、広場の清掃も担当しながら一体的な運営を目指している。5月の週末はイベント開催でにぎわい、10月の週末もイベントの予約が入っており、カフェ利用も増えるが、雨の日や夕方以降のカフェ営業などまだまだ課題もある。梅雨明けをめどに新たな企画も打ち出していきたい」と話す。

 営業時間は9時~21時(カフェ注文は10時~)。

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