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佐賀市内飲食店グループ「#TEAMサガハピ」が共同で弁当販売 中心街5カ所で

「TEAMサガハピ」の弁当を販売する「白山エスプラッツ店」スタッフ

「TEAMサガハピ」の弁当を販売する「白山エスプラッツ店」スタッフ

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 新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う飲食店の来店減少をカバーしようと、佐賀市内の飲食店グループ「#TEAMサガハピ」が現在、市内5カ所で弁当販売を行っている。

「#TEAMサガハピ」の弁当を販売する佐賀玉屋前「まちの杜広場店」スタッフ

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 佐賀県は県内全域を「まん延防止等重点措置」の対象エリアとして国へ要請し、国が適用した。期間は1月27日~2月20日。適用に伴い県は、県内全域の飲食店、喫茶店、遊興施設のうち食品衛生法上の飲食店営業許可を受けている店に対し、営業時間短縮を要請。県独自の「佐賀支え愛」感染対策認証店の営業時間は5時~21時とし、酒類提供は可能とする。認証店以外の営業時間は5時~20時とし、終日、酒類提供はできない。対象となる全期間の時短要請に応じた店舗に対し、過去の売上高に応じて1店舗1日当たり3~10万円の協力金を支給する。

 「#TEAMサガハピ」ではこれまで、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、佐賀県から営業時間短縮要請が出された期間を中心に計6回、参加店舗の弁当を販売する直売所を開設。厳しい時期を共同で乗り越えようと活動してきた。グループでは1月からの第6波による県内の感染者数増加を受け、1月17日に再度、直売所を開設し、弁当の販売を始めた。

 参加店は、「Suivie(スイビ)」「キングキッチン」「串屋 音色」(以上、佐賀市白山2)、「亀おたけ」(白山1)、「サントリージガーバー」「無量多」「焼き鳥 鳥四季」「龍の巣」(以上、中央本町)、「Arbre(アルブル)」(呉服元町)、「76pain(ナナロクパン)」(唐人2)、「ロレッタ」(松原3)、「ピッツェリア ダジーノ)」(神野東3)、「カフェレトロ」(神野東4)、「バルタパス」(大財1)、「グリルタケシタ」(駅前中央1)、「おかぎ」(兵庫北2)、「ビストロプティポー」(水ヶ江2)、「炭火焼さがんもん」(光1)。参加店が用意した弁当などを「白山エスプラッツ店」(11時30分~18時)、「兵庫おかぎ店」(11時~18時)、「佐賀銀行兵庫支店(旧呉服町支店)」(11時~13時)、「佐賀駅バスセンターFLEX店」(11時~14時・平日のみ)、佐賀玉屋前「まちの杜広場店」(11時30分~13時30分)の5カ所で販売する。

 グループ事務局で「キング・キッチン」店主の江口裕太さんは「第6波の感染力の強さで、年初から店舗への来店が一気に減り、濃厚接触者が出るなどして休業を余儀なくされている店舗もある。『飲食店のためになれば』と銀行店舗などを提供してもらい販売所も増え、より多くの方に取り組みを届けることができる分、スタンプカードを用意するなどお客さんへも還元していきたい」と話す。

 2月20日まで(まん延防止等重点措置の状況で変更の場合あり)。

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