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佐賀・小城のキムチメーカー「乃市商店」が直売所 コンテナ設置、業務用など販売

「乃市商店」の野内潤平社長(左)と直売所スタッフ

「乃市商店」の野内潤平社長(左)と直売所スタッフ

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 キムチメーカー「乃市商店」(小城市三日月町久米、TEL 0952-72-2151)に6月6日、直売所がオープンした。

キムチメーカー「乃市商店」直売所で販売する「業務用キムチ」など

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 現在社長を務める野内潤平さんの父が1982(昭和57)年、長崎で焼き肉店向けに朝鮮漬けを製造販売する同級生から事業を手伝ってほしいと言われたことがきっかけで創業した同社。現在、佐賀産白菜を使ったキムチを中心に西日本のスーパー向けにOEM製造するほか、2017(平成29)年からは自社ブランド商品の製造も始め、県内スーパーでも販売している。

 直売所をオープンしたきっかけは、工場を構える同社事務所玄関で販売する自社ブランド商品の種類が増えたこと。2012(平成24)年ごろから業務用キムチ1キロの販売を始めたところ、近所の住民などへ販売が増え、ラインアップを増やしてきた。玄関は商品陳列のみでスタッフが常駐できるスペースがなく、購入希望者の来店時にインターホンで対応していたことから、スタッフが常駐できるよう玄関前にコンテナハウスを設置し、直売所としてオープンした。

 ラインアップは、「業務用キムチ」(1キロ850円)や「本漬け朝鮮漬」「朝鮮漬辛口」「あまくちだいこん」(以上、500グラム450円)、「国産きゅうりキムチ」(200グラム200円)、「よくばりミックスキムチ」(180グラム170円)など。スタンドパック入りやボトル入り、瓶入りキムチ、からし高菜や白菜漬け、冷凍の豚キムチや朝鮮漬け、白菜漬けも用意するほか、白菜の契約農家が作った農産物も販売する。

 野内社長は「これまで、恐る恐る来店されるお客さんも多かったが、直売所の設置で購入しやすくなったと思う。契約農家の農産物販売も好評なので今後販売の幅を広げていきたい」と話す。

 営業時間は9時~18時(スタッフ常駐時間は10時~16時)。日曜定休(7月から第1・第3日曜は営業)。

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