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佐賀中心街に弁当店「おか弁」 おでん割烹店「おかぎ」を業態転換

弁当総菜店「おか弁」を開いた岡城達哉さん

弁当総菜店「おか弁」を開いた岡城達哉さん

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 弁当総菜店「おか弁」(佐賀市中央本町、TEL 0952-26-6677)が3月22日、市中心街の「エスプラッツ」近くにオープンした。

弁当総菜店「おか弁」の「ローストビーフ弁当」

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 「ゆめタウン佐賀」近くで和食店「旬彩響宴(しゅんさいきょうえん) おかぎ」(兵庫北2)を経営する岡城(おかぎ)達哉さんが、今年1月まで「おでん割烹(かっぽう) おかぎ」を営業していた店舗を改装して開いた。おでん店は、岡城さんが経営する店の第2弾として2017(平成29)年にオープンしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年春以降、長期間の休業を余儀なくされていた上に、昨年8月の大雨による浸水で、営業再開には厨房(ちゅうぼう)機器の入れ替えなどの改装が必要になっていた。和食店の「おかぎ」では新型コロナの影響を受けて以降、弁当の販売を開始。店舗に隣接して常設の販売所を設置するなどしたところ、安定した販売が見込めるようになってきたことから、近くに弁当店が少ないという中心街にも製造販売拠点を設けようと、おでん店の業態転換を決めた。

 ラインアップは、自家製ジャポネソースを使用した「ローストビーフ弁当」(700円)や「幕の内弁当」(600円)、「おかぎののり弁当」(500円)や丼メニューなど毎日20~30種類を提供。おでん店で人気だったという牛すじを使ったカレーや「せせりの唐揚げ」なども用意する。予約の仕出し弁当は配達にも対応する。

 岡城さんは「ランチタイムに近くの会社から買いに来てくれる人、朝の散歩ついでに寄ってくれるシニアの人など、幅広い客層に来てもらっている。深夜まで営業し、夜の飲み屋帰りにも寄ってもらえるようにした。コロナ禍で減った中心街の客が戻ってくるきっかけにできれば」と話す。

 営業時間は8時~翌2時。

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