菓子店「菓心 まるいち」(佐賀市鍋島町鍋島、TEL 0952-33-3901)が1月末、合格祈願どら焼き「どらいち」の販売を始めた。
佐賀市大和町の「乙文殊宮」で通称「落書き堂」と呼ばれる上宮内部
同店の人気商品の一つで、北海道十勝産のエリモ小豆「雅(みやび)」を使用した粒あんを佐賀産もち米ブランド「佐賀よかもち」を使用した皮で包んだどら焼き「さがどら」に、「合格」と文字入れしただるまの焼き印と「必勝」文字の焼き印を入れた商品を企画。「知恵の神様」といわれる「文殊菩薩(ぼさつ)」を本尊として祭り、受験や就職を控えた多くの人が参拝に訪れるという川上峡近くの「乙文殊宮(おつもんじゅぐう)」(大和町上都渡城)の学業成就のお守りを付けた。
営業主任の市丸翔大さんは「地域の方の協力でお守りを付けた『乙文殊宮』で、通称「落書き堂」と呼ばれる上宮は、受験生の合格祈願メッセージがお堂の中にびっしりと書かれるほど、受験生に愛される神社。受験の追い込み時期は、勉強中はもちろん、オフの時間に『どらいち』を食べてもらいたい。受験生や家族、学生をサポートする皆さんを応援できれば」と話す。
価格は5個入り=1,590円。店舗とインターネットで販売する。受け取りは2月10日以降で、希望日の3日~5日前の予約が必要。