佐賀市役所1階に設置されている公衆ファクスが1月28日、撤去される。
公衆ファクスは、庁舎1階西玄関近くに設置されているデジタル公衆電話のアナログ端末に接続する形で設置している。利用の際は、公衆電話の切り替えスイッチを押し、公衆電話にテレフォンカードか硬貨を入れ、ファクス機で相手先の番号をダイヤルし、ボタンを押し送信する。公衆電話のアナログ端末もしくはデジタル端末に接続したデータ通信も可能だった。2024年1月のデジタル回線廃止に合わせ、公衆電話を設置するNTTビジネスソリューションズから、アナログ回線への変更とアナログ公衆電話への変更の申し出があったことから撤去を決めたという。
市財産活用課によると、市役所での公衆ファクス設置時期は「不明」で、電話とファクスの利用履歴が分けられないため直近の利用状況も「不明」だが、「近年では使用方法についての問い合わせが少なかったことから利用は少なかったのではないか」としている。