ラーメン店「麺屋ぷいぷい」(佐賀市鍋島4、TEL 0952-65-4240)が佐賀大学医学部近くに8月31日、移転オープンした。
店主の江口晋弘(くにひろ)さんは、大阪の専門学校卒業後、関西のホテルなど複数の中国料理店や福岡市内のラーメン店で経験を積んだ。一時、飲食から離れた後、2018(平成30)年7月、佐賀市久保泉町川久保に同店をオープン。移転を決めたきっかけは、昨年4月に店舗が断水したことから。長い期間断水した影響で水が変わってしまい、「思った通りのラーメンが作れなくなった」と、坦々(たんたん)麺やあんかけラーメンなどメニューを変えて営業を続けてきたが、今年2月に椎間板ヘルニアになり、通院のために休業することが多くなったという。
江口さんはこれまでの店を6月までに閉めた後、完全にやめることも考えていたが、たまたま物件情報を見ていた時に、現在の物件が空くことを知り、改めて店を開くことを決めたという。席数は約10席。
メニューは、ラーメン(600円)、卵入りラーメン(660円)、チャーシュー麺(820円)、ご飯(100円~)、チャーハン(600円)。半チャーハンセット(平日=880円、土曜・日曜・祝日=900円)も用意する。
江口さんは「店の断水や椎間板ヘルニアと続いた時には友人から『日頃の行いが悪かったんでしょうね』とからかわれたが、新たな場所で営業を始められて良かった。前の店舗と水が違うのでラーメン作りには神経を使うが、決して無理せずゆるーく営業していきたい」と話す。
営業時間は11時~14時30分、18時~20時30分(麺がなくなり次第終了)。月曜夜・木曜定休。