佐賀空港3階のレストラン「カンフォーラ」（佐賀市川副町大字犬井道、TEL 0952-46-0303）が8月6日、「さがんれすとらん志乃 空港店」にリニューアルオープンした。

「さがんれすとらん志乃 空港店」店内

　1998（平成10）年の同空港開港時から営業し、離着陸する飛行機や天気の良い日には雲仙・普賢岳を見ることができる展望レストラン。2005（平成17）年からは、佐賀県庁の「さがんれすとらん 志乃」（城内1）や「酒肴（しゅこう）菜飯 志乃」（大財1）、「そいよかね水ヶ江」の「あい菜食堂」（水ヶ江1）を手掛ける「サンタフーズ」（新中町）が運営している。

　同店は2018（平成30）年から続く同空港改修工事に伴い、5月6日にこれまでのレストランでの営業を終了し、同ビル1階でテークアウトを中心にカフェ営業を経て、3階フロアが「フードパーク」にリニューアルされたことに合わせて、「さがんれすとらん志乃 空港店」に店名を改め、オープンした。席数は2人席5卓、4人席3卓、6人席1卓の合計28席。

　メニューは、ご当地グルメの「シシリアンライス」「マジェンバ」（以上1,000円）、「佐賀ちゃんぽん」（1,200円）、ワンプレートメニューに「季節の蒸し野菜をのせたカレーライス」「おまかせ志乃プレート」（以上1,000円）、「お子様プチ贅沢（ぜいたく）プレート」（800円）、伊万里牛料理に「ランプステーキ」（120グラム2,100円）、「鉄板肉野菜炒め」（1,000円）、「和風ローストビーフ」（1,200円）。「スノーアイス」（750円）や「タピオカ」（450円）などのスイーツも用意する。

　同店の歳原こず恵さんは「新たな店ではワンプレートメニューを中心にそろえ、飛行機搭乗前の短い時間で料理を楽しんでもらえるようにした。今後、『佐賀海苔（のり）』など佐賀の食材を使い、注文受けて作る『極（きわみ）おにぎり』や『志乃 県庁店』でも提供する『伊万里のひつまぶし』など、飛行機を見ながら当店でゆっくり楽しんでもらえるメニューの開発を進めていきたい」と話す。

　営業時間は10時～（最終便出発まで）。