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佐賀の精肉店「三田川ホルモン」がアヒージョ缶詰 「和風アキレス」と「国産ホルモン」

「和風アキレスアヒージョ」「国産ホルモンアヒージョ」をPRする「三田川ホルモン」店主の新井正和さん

「和風アキレスアヒージョ」「国産ホルモンアヒージョ」をPRする「三田川ホルモン」店主の新井正和さん

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 「三田川ホルモン」(神埼郡吉野ヶ里町吉田、TEL 0952-52-6253)が2月15日、「極上アヒージョ」の販売を始めた。

「三田川ホルモン」の「極上和風アキレスアヒージョ」「極上国産ホルモンアヒージョ」

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 店主の新井正和さんの父が1977(昭和52)年に開業。国産牛や豚を一頭買いし、ホルモンをはじめ、カルビ、ハラミ、タンなどを昔ながらの精肉店の形態で販売しており、2010(平成22)年に新井さんが経営を引き継いだ。

 新井さんは、生もののホルモンを広く楽しんでもらうには限界があることから、何か商品化できないかと考えていた。高校の先輩後輩で、サガテレビ子会社「ライフプロ」(佐賀市本庄町本庄)の有岡大介さんからホルモンの缶詰の商品化の提案を受け、開発を決めた。

 開発は、佐賀県の「ものづくり企業イノベーション促進事業費」補助金を活用した。缶詰の製造販売を手掛ける「マルミツサンヨー」(福岡県八女市)が製造を担当。アヒージョをベースに試作を繰り返し、「極上話牛アキレスアヒージョ」(70グラム、480円)、「極上国産ホルモンアヒージョ」(65グラム、520円)の2種類の缶詰を完成させた。

 新井さんは「今回のような商品開発や販売ノウハウがなかったので、有岡さんから提案と協力があって商品化にこぎ着けた。酒のつまみにはもちろん、パンやパスタ、ピザに合わせることもできる。『ホルモンの味付けが大変』という話をよく聞くので、開けたらすぐに本格的な味を楽しめる缶詰が物販の可能性を広げた。来店のきっかけにもしたい」と意気込む。

 同店とホームページ、サガテレビ1階「JONAI SQUARE(ジョーナイスクエア)」、県産品案内拠点「SAGA MADO(サガマド)」(駅前中央1)で販売する。

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