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佐賀の演劇ユニット「斜陽」が新作「完璧な庭」 新型コロナで2度延期経て公演へ

「完璧な庭」メインビジュアル

「完璧な庭」メインビジュアル

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 演劇ユニット「斜陽 motion picture sound track(モーション・ピクチャー・サウンド・トラック)」の舞台演劇「完璧な庭」が3月6日と7日、旧枝梅酒造(佐賀市八戸1)で上演される。

演劇ユニット「斜陽 motion picture sound track」が2017年8月に上演した「ラ・プランシュ」の様子

 佐賀で舞台演出や役者の活動をしていた穂村和彦さんが2005(平成17)年に立ち上げた、不条理劇をメインに上演する同ユニット。2017(平成29)年8月に、少女が迷い込んだ森の中で様々な住人と出会う様子を描く舞台「ラ・プランシュ」、昨年12月には、人類最後の一人となった少女がビデオにメッセージを残す様子を描く「Last Letter」を上演するなど活動を重ねている。

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 穂村さんは「『ラ・プランシュ』を上演した後からずっと、これまで挑戦したことのない上演したいと思っていたが、なかなか具体的な形をつかめなかった。作品のイメージが固まったのは2019年ごろ」と話す。当初、昨年4月に上演する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大で2度延期した。「上演はほぼ1年越し。今回が三度目の正直だと思っている」と穂村さん。

 ストーリーは、心理療法の一種で、砂が入った箱の中にミニチュアのおもちゃを好きに置いていくことで患者の自己開示を促す「箱庭療法」から着想を得た。主人公の「男」と突如現れた3人の男女「ダダ」「ロゴス」「ラプラス」が「庭」の中での不思議なひとときを、会話の端々に哲学や風刺を織り交ぜて描く。「ロゴス」役の吉光志穂さんは「登場人物の誰に注目しても楽しめる。言葉を発していないとしても、『庭』の中のおもちゃで遊んでいたりお菓子を食べていたり、踊るように自由に体を動かしている人物もいる。舞台の隅までどこまでも注目できるのはこの舞台ならでは」と笑顔を見せる。

 穂村さんは「これまでは音響や照明を最小限にして役者を見せることを念頭に上演してきたが、今回は舞台装置や音響、映像など演劇ならではの要素にも力を入れ、新しい『斜陽らしさ』を見せたいと思っている。現代社会を感じつつも、どこか幻想的な70分にするために上演まで表現を突き詰めていくので、足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開演は3月6日=18時、7日=14時・18時。入場料は前売り=2,000円、当日=2,500円。予約は専用フォームより受け付ける。

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