「SAGAドライブインフェスタ」が1月30日、嘉瀬川河川敷（佐賀市嘉瀬町）で開催される。

「SAGAドライブインフェスタ」で上映する映画「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」

　新型コロナウイルス感染症の影響による従来の生活様式からの変化に対応し、国内外の観光客が安心して観光を楽しめるよう、地域が一体となって新たな旅行スタイルに対応することを目的に観光庁が「誘客多角化のための魅力的な滞在コンテンツ造成」の実証実験を公募。その一環として今回、佐賀市と佐賀市観光協会などで構成する実行委員会が「ドライブインフードフェス」と「ドライブインシアター」の2部構成で開催する。

　「ドライブインフードフェス」は、佐賀市・小城市・神埼市・吉野ヶ里町から出店する飲食店と露天商の計13店がドライブイン形式でフードを提供。バルーン体験コーナーとして「熱気球係留搭乗体験」（1人500円、先着150人・予約不要）と熱気球を半円程度の膨らませた中に入って楽しむことができる「熱気球球皮体験」（参加無料）を行う。開催時間は、「フードフェス」＝10時～17時30分（一部店舗は7時～）、「熱気球係留搭乗体験」＝7時～10時、「熱気球球皮体験」＝10時～16時。

　夕方から開催する「ドライブインシアター」は、世界的なベストセラー児童文学をアニメーション映画化した「ヒックとドラゴン」シリーズで2019年に劇場公開された「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」を上映する。鑑賞料金は、車1台につき3,000円（「フードフェス」で利用可能なクーポン1,000円分付き）で、FMカーラジオが必要。開場は16時、上映時間は17時30分～19時30分。定員は100台で、申し込みフォームから事前申し込みが必要。

　イベント運営を担当する近畿日本ツーリスト九州佐賀支店の担当者は「新型コロナの対策として自家用車に乗ったまま楽しめるイベントとして新たな楽しみ方を提案したい」と話す。

　荒天時は2月6日に延期する。