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佐賀の自然栽培農園が大粒米詰めた「神の力プレミアム」、桐箱風呂敷包みで販売へ

自身の田んぼで大粒自然栽培米「神の力プレミアム」を手にする「自然栽培園北村」代表の北村広紀さん

自身の田んぼで大粒自然栽培米「神の力プレミアム」を手にする「自然栽培園北村」代表の北村広紀さん

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 「自然栽培園北村」(佐賀市川副町小々森、TEL 0952-65-5300)が12月14日、大粒自然栽培米「神の力プレミアム」の販売を始めた。

大粒自然栽培米「神の力プレミアム」

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 同園社長の北村広紀さんは 1983(昭和58)年にビニールハウスでのナス栽培で農業を始めたが、肥料や農薬を多く使うこと疑問を持った時に無肥料・無農薬の自然農法に出合ったという。北村さん1986(昭和61)年に自然米の生産を約1000平方メートルから始め、現在は1万8500平方メートルの水田で生産を行っている。北村さんによると、化学肥料や有機肥料を一切使わず、太陽、水、土など自然の力を生かした農法で、一般的な米よりもタンパク質が低いという。北村さんの米は佐賀県特別栽培農産物認証を受けている。

 米は、粒の大きさに応じて、小粒を「陽の麗(ひのうらら)」(玄米1キロ540円)、中粒を「天の華(あまのはな)」(玄米・白米1キロ1,620円)、大粒を「神の力」(玄米・白米1キロ7,560円)としてインターネットや佐賀県・福岡県内の直売所などで販売している。肥料を全く与えないことから大粒に育ちにくい中でできた大粒米だけを今回選び、名尾手すき和紙に詰め、桐箱に入れ、風呂敷で包んだ限定品を「神の力プレミアム」として販売する。価格は150グラム5,000円。

 北村さんは「収穫した自然米の中から、ふっくら甘い幸せを感じてもらえる大粒米を厳選した。収穫量全体の1%に当たる大粒米は、受験に例えると難関を突破した米とも言える。勝負の日の朝ごはんに験担ぎとして食べてほしい」と話す。

 「神の力プレミアム」はインターネット、食べチョクで販売している。

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