「酒菜処 たちばな」(佐賀市中央本町)が11月20日、佐賀中心市街のエンジェルストリート沿いにオープンした。
店主の白石傑(すぐる)さんは、大学2年の時に飲食店にアルバイトで入ったことがきっかけで、飲食の面白さを感じ、卒業後、居酒屋と和食割烹料理店を経験。飲食に関わり始めたことから持っていた「30歳までに自分の店を持つ」という目標を実現する形で店を開いた。白石さんが今年9月まで働いていた店の店主からも「自分で店をやったほうがいい」と後押しを受け、5月ごろから休日を利用して物件探しを始め、出店場所を決めた10月以降、本格的な開店準備を進めた。白石さん出身の武雄市橘町から店名を付けた。
席数はカウンター席6席、4人掛けテーブル席4席。コンセプトは「小料理屋まではいかないけど、お酒を飲みながら、アテとして和食を楽しんでもらうカジュアルな居酒屋」。「手作りシュウマイ」(4個600円)や「黒毛和牛ステーキ」(1,200円)など毎日手作りした料理を提供したいとメニューを絞って提供する。
白石さんは「お客さんからの反応がダイレクトに返ってくるのが飲食店の魅力。お客さんにとってちょうどよく、居心地がいい空間づくりを目指し、何度も来てもらえる店にしたい。なじみのお客さんからの『こんなの食べたい』の声にも対応できるようしたい」と話す。
営業時間は18時~24時。