新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の無観客夜間係留イベント「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン2020」が11月3日、佐賀市内で行われた。
無観客夜間係留イベント「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン2020」に寄せたメッセージボード
大会を主催する「佐賀バルーンフェスタ組織委員会」は今年の大会の中止を6月に発表。その後、対策を行いながら開催する代替イベントを企画。10月31日と11月1日には佐賀市街地上空をフライトする「おうちでバルーン」を開催。夜間係留イベントは実施会場を非公開、無観客で開催し、インターネットで生中継した。
この日の日の入り直後、市内の会場に24機の熱気球が参加。気球を立ち上げ、バーナーの炎で球皮を照らしてライトアップし、MCの進行や音楽とともに幻想的な雰囲気を演出した。少々風が強かったため途中で球皮を畳んだ気球は、バーナーの炎のみのバージョンで参加し、引き続きイベントを盛り上げた。
インターネット生中継は、「佐賀バルーンフェスタ」公式サイトやFacebookページなどで配信し、延べ2万5000人以上が視聴。配信ページ上やSNSにコメントを寄せた。