「むっちゃん万十 モラージュ佐賀店」(佐賀市巨勢町牛島)がオープンして、10月19日で1カ月がたった。
むっちゃん万十は、ムツゴロウの形をした生地の中にさまざまな具材を挟んだ、福岡県を中心に店舗を構え、30年以上の歴史がある焼きまんじゅう店。しっとりとしたカステラのような生地に、一番人気の「ハムエッグ」やたこ焼き風の「ごろごろちゃん」、豚角煮の「とんとん」、ツナサラダ、ウインナー、カスタードクリームなど、さまざまな具材の商品を提供。現在、福岡県を中心に19店舗を展開する。
9月19日にオープンした「モラージュ佐賀店」は、「基山パーキング店(下り)」(福岡県筑紫野市)と「折尾店」(北九州市八幡西区)を経営する眞弓祐輔さんがフランチャイズで出店。眞弓さんによると、かつて佐賀市内と唐津市内に「むっちゃん万十」が出店していたが、いずれも既に閉店していることから、佐賀県内では再出店になるという。今回、モラージュ佐賀から出店の打診を受けたが、久留米市出身の眞弓さんは佐賀での反応が読めなかったことから、まずはテスト出店。来年1月~2月にモラージュ佐賀と協議し、本出店するかどうかを決める予定だという。
ラインアップは、「ハムエッグ」(260円)、「ごろごろちゃん」「とんとん」(以上340円)のほか、「ウインナー」「ツナサラダ」、ハンバーガーが入った「むっちゃんバーガー」(以上260円)、「黒あん」「カスタード」「白あん」(以上240円)の9種類。
眞弓さんは「オープン直後のラッシュを経て、これからの販売で継続出店できるか試される。福岡の人には知られるソウルフード。定番の『ハムエッグ』を食べてもらうとリピートにつながっているので、佐賀の人にも改めて『むっちゃん万十』を知ってもらい、ここで長く営業できるよう頑張っていきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。