プレスリリース

佐賀・福岡県11店舗で業務効率化と属人化解消を実現 スーパーモリナガがクラウドシフト管理「らくしふ」を導入

リリース発行企業:株式会社クロスビット

情報提供:

「シフト」を切り口に「働く体験」の価値最大化を目指す株式会社クロスビット(東京都千代田区、代表取締役 小久保孝咲、以下「クロスビット」)は、佐賀・福岡県にて11店舗のスーパーマーケットを展開する株式会社スーパーモリナガ(本社:佐賀県佐賀市、以下「スーパーモリナガ」)において、クラウドシフト管理「らくしふ」が導入されたことをお知らせします。紙やエクセルによるシフト作成で最大月30時間を要していたシフト作成業務が最短2時間まで短縮されたほか、属人化の解消や現場の心理的負担軽減など、現場課題の多面的な解決につながっています。



■導入の背景ー人手不足と高齢化が進み、業務効率化・属人化解消が急務に

スーパーモリナガは、佐賀県と福岡県久留米市で、食品スーパーマーケットを11店舗展開しています。1957年の創業以来、地域の生活文化や食文化に寄り添い、地域密着型のスーパーとして成長を続けてきました。小売業界では近年、慢性的な人手不足と従業員の高齢化が課題となっており、限られた人員で高品質な店舗運営を維持するためには、現場業務の効率化とDX推進が不可欠です。株式会社スーパーモリナガにおいても、業務の見直しとITツールの導入を積極的に進めてきました。より多くのお客様にご満足いただけるサービスの提供を目指し、組織全体で取り組みを推進しています。

バックオフィス業務の効率化の中で、課題の一つとなっていたものが「シフト管理」でした。紙やエクセルでの運用により、シフト作成担当者は時間外労働が発生するほどシフト作成に時間が掛かり、スタッフからのシフト要望への対応に毎回悩まされていたのです。また、シフト作成業務が属人化し、シフト作成者の病気などによる長期間の休職が大きなリスクとなったり、作成者がその作業に慣れているスタッフを優先して配置する傾向が見られ、業務が固定化しやすいことも懸念されていました。こうした背景から、業務効率化だけでなく、属人化の解消や人材配置の柔軟性を高めるためにも、シフト管理の仕組みを見直す必要性がありました。

■導入後の変化・成果




・シフト作成に最大30時間かかっていた店舗は約2時間に大幅短縮!スタッフ満足度も向上
各店舗のレジ部門では、従来、パート・アルバイトスタッフから紙で希望休を回収し、Excel上で手作業によりシフトを作成していました。シフト作成者は希望休の収集や調整に手間がかかり、月間で最大30時間を要する店舗もありました。また、担当者の業務負担は非常に大きく、時間外労働が常態化していたケースも見られました。「らくしふ」導入後は、自動作成機能の活用によりこれまで多くの時間を費やしていたシフト作成が、大幅に効率化。現在では、最大30時間かかっていた店舗も短い店舗では2時間程度まで短縮されました。リマインド機能により希望休提出の遅延が防げるようになったことで、担当者は早期に全体の調整に着手でき、シフト確定までの時間も大幅に短縮。結果、月初10日分だけ急いで作成・共有していたシフトも、現在では1ヵ月分を余裕をもって確定・共有できる体制が整っています。情報共有のスピードアップによって、スタッフは事前にスケジュールを把握できるようになり、プライベートとの両立や予定の立てやすさが向上しています。
・シフト要望の調整負担を解消! 属人化の改善と公平で透明性のある運用を実現
シフト作成では、個々のスタッフの勤務希望や個別事情を踏まえながら全体のバランスを取る必要があり、調整業務には大きなストレスが伴っていました。希望が重なる場面も多く、公平性を保つために神経を使い続けることが、担当者にとって精神的な負担となっていたのです。加えて、業務の属人化も大きな課題でした。スタッフの勤務条件や背景などを把握している担当者でなければシフト作成が難しく、担当者の交代が困難な体制となっていました。特に、欠員を出しにくいレジ部門のシフトは、習熟している作成者で固定されやすく、人事的な柔軟性も制限されていたのです。
「らくしふ」の導入により、希望休をもとにシフトが自動作成されるため、複雑な要望調整が不要となり、精神的な負担が大幅に軽減。誰でも操作できる設計により、属人化のない業務体制が構築でき、シフト作成業務が標準化されつつあります。さらに、システムによって客観的にシフトが組まれるため、「特定のスタッフが優遇されているのではないか」といった疑念も起きにくくなり、現場の納得感と信頼感が向上しています。従来の手作業では避けにくかった見落としや偏りが減り、公平で透明性の高いシフト運用が可能となっています。
・希望とスキルを活かした柔軟な配置で、人材活用を最適化
「らくしふ」導入前は、作成者がその業務に慣れているスタッフを優先して配置する傾向が見られ、業務の固定化が懸念されていました。特定の人材が同じ業務を担い続けることで、他のスタッフに新たな業務を任せる機会が少なくなり、スキル向上や人材活用の幅が狭まるリスクもあったのです。
「らくしふ」の機能のひとつである「勤務可能時間機能」を活用することで、「Aさんは月~木曜10:00~19:00勤務可」「Bさんは8:30~15:00勤務可」といった条件をあらかじめ設定することができ、パートナーの希望に沿わない時間帯を避けてシフトを自動作成できるようになりました。これにより、パートナーの希望に沿わない時間帯での無理なシフトが組まれることがなくなり、現場の柔軟性と満足度が両立されています。
また、スーパーモリナガでは、それぞれの部門での習得状況に応じて、段階的にステップアップできる仕組みを導入しています。こうしたステップアップに必要なスキルの一つに「シフト管理業務」も含まれており、「らくしふ」の導入によって作成業務が標準化されたことで、シフト担当者の交代もスムーズに行えるようになりました。これにより、スキルや希望に応じた人材の流動性を高める環境づくりにつながっています。


■株式会社スーパーモリナガ ご担当者様のコメント




株式会社スーパーモリナガ システム課 課長 杉山様
今後は、レジ部門にとどまらず野菜や鮮魚といった他の部門にも「らくしふ」の導入を検討していきます。また、売上データと時間帯別人員数のデータを分析し、より適切な人員配置を行い、人件費の最適化の実現を目指します。将来的には、勤怠管理システムとのデータ連携も視野に入れています。DXを通じて従業員の負担を減らすだけでなく、より多くのお客様に満足していただけるサービス提供にもつなげていきたいと考えています。
株式会社スーパーモリナガ 唐津店 店長 三島様
各店舗での活用をさらに高めるため、今後はシフト作成担当者一人ひとりの操作スキルや活用レベルの底上げを図っていきたいと考えています。たとえば、入力作業におけるショートカットキーの活用など「らくしふ」をより使いこなすことで、全店舗のレジ部門におけるシフト作成時間を“2時間以内”に統一するという目標に近づけると考えています。「らくしふ」は、作業時間を短縮するだけでなく、シフト調整に伴う精神的な負担を軽減してくれるツールでもあります。日々の業務の中で、こうした負荷を減らせる意義は非常に大きいと感じています。

引き続き、「らくしふ」の提供を通じて、働く環境の質向上を目指してまいります。

■クロスビット提供サービスについて



労働人口の減少に伴い、非正規雇用やオンデマンドワーク化が進んでいます。リソース分配計画の重要性が高まり、管理・作業工数削減、各種計算自動化を推進する動きが加速しています。私たちはクラウドシフト管理「らくしふ」の提供を通じて、シフト管理の効率化・管理工数削減・人件費最適化を支援しています。今後は必要な労働力を最適に配置するためAIを活用するなど、サービス提供を通じて企業の成長に貢献します。



「らくしふ」の特徴
・希望シフトの回収~確定シフトの共有をLINEで簡単・スピーディーに
・法定労働時間遵守のための労務制限や、年少者・外国人労働者のための労務制限を設定可能!アラート表示で労務違反を防止
・業種業態に合わせた柔軟なカスタマイズ性
・時々に合わせた最適な人員数を設定し、人件費や人員配置を最適化

LINEを活用したクラウドシフト管理システム「らくしふ」: https://rakushifu.jp

資料請求・詳細はこちら
「らくしふ」の詳細はこちらからご覧ください。

<企業情報>
社名:株式会社クロスビット
所在地:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 19階
代表:代表取締役 小久保 孝咲
設立:2016年4月
企業 URL:https://x-bit.co.jp

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース