プレスリリース

AnyMind Group、「東アジアEC市場レポート2024」を発表

リリース発行企業:AnyMind Group株式会社

情報提供:




AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、「東アジアEC市場レポート」を公開しました。当社の日本、韓国、中国、台湾の各拠点のD2C&EC事業部長らが、各国の経済状況、消費者行動の変化、ECテクノロジーなどを詳しく分析し、東アジア市場への越境EC進出に必要な戦略を提供します。東南アジア版は2024年6月12日に発表しています。

AnyMind Group、「東南アジアEC市場レポート」を発表
https://anymindgroup.com/ja/report/ec-east-asia-report-2024

■成長が著しい東アジアのEC市場
東アジアのEC市場は、計り知れない成長の可能性を秘めています。2023年には、中国、日本、韓国でアジア太平洋地域のEC売上高の87%、世界のEC売上高の40%を占めています(*1)。2024年までには東アジアのEC市場は4兆2,000億ドルに達するとの予測もあります。このように東アジアのEC市場は著しい勢いで成長しており、国際的にブランドを展開をする企業にとって、人気の高いマーケットです。

■レポートサマリー
・消費者行動の違いが購買行動に与える影響
東南アジアと東アジア市場では消費者行動に大きな違いがあり、ECプロモーション戦略も異なっています。

中国:
中国のEC市場は競争が激しく、消費者は価格に敏感で、商品の価格を比較する傾向にあります。「送料無料」といった包括的な価格設定などが消費者の購買意欲を促します。

日本:「ポイ活」が人気で、「ポイントが貯まる」というワードに敏感です。クレジットカード、銀行、株取引、ECモールでの買い物などを通じてポイントを貯めることができる「ポイントエコシステム」といった仕組みも存在します。

韓国:国内ECモールが支持を集めています。韓国の消費者は自国のECプラットフォームに強い信頼を置き、ローカライズされたサービスが提供されるプラットフォームでの買い物を好みます。

台湾:「送料無料」のサービスを好み、送料無料の金額に達するまで商品をカートに追加する傾向にあります。また、ソーシャルメディアに掲載されている情報を重要視しているため、商品に対する最低限の説明や画像は必須項目です。

香港:香港の消費者は買い物の「便利さ」を重要視する傾向にあるため、PayMeやFPS、Alipayなどといった決済方法に人気が集まっています。香港では「モバイルファースト」が浸透してきており、オンラインとオフライン共に、スムーズな買い物を好みます。

・オムニチャネルとソーシャルコマースが開発の焦点に
ECに関連する技術は各市場の発展段階により異なりますが、全体的にオムニチャンネル戦略やモバイルファーストなアプローチ、そしてソーシャルコマースが重要される傾向にあります。

・好まれるプラットフォームの違い
日本や台湾のように、実店舗での販売が主流な市場では、ブランドは自社のECサイトを運営しつつ、ECモールにも出品することが多いほか、店舗とオンラインを組み合わせたオムニチャネルでの買い物を重視します。一方、中国のようにECが非常に発達している市場では、自社のECサイトを作ることは一般的ではなく、人気のあるECモールに店舗を構える傾向にあります。

・ソーシャルコマースの大きな可能性
ソーシャルコマースはアジア全域で浸透しており、特に中国が成長をリードしています。インフラ技術の発展により、消費者はSNSプラットフォーム上でシームレスな買い物が可能です。日本や香港、台湾のようなでは現在、ソーシャルコマースは主にインフルエンサーマーケティングに重点が置かれていますが、今後の大きな成長が期待されます。

レポートは下記よりダウンロードいただけます
URL:https://anymindgroup.com/ja/report/ec-east-asia-report-2024

■AnyMind Grpup Global Ecommerce事業部長 久保 銘中のコメント
東アジアと東南アジアのEC市場は、大きな成長の可能性を秘めており、越境展開を考えるブランドにとって重要なマーケットの一つです。当社では各国の消費者ニーズに合わせた展開を実現するために、プラットフォームと各拠点のネットワークを組み合わせたBPaaS(*2)モデルのソリューションを提供しています。アジアの現地チームやECマネジメントプラットフォーム「AnyX」を活用し、ブランド企業の国境を越えたビジネス展開を包括的にサポートしています。

*1: Euromonitor International 「”Anytime, anywhere” fuelling online shopping demand in East Asia: Euromonitor International」(https://www.euromonitor.com/press/press-releases/august-2024/e-commerce-in-asia-eg)
*2:Business Process as a Serviceの略。ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供するビジネスモデル

■AnyMind Groupについて






AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、11個のプラットフォームやソリューションを展開。プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。東証グロース上場(証券コード:5027)。

会社名 :AnyMind Group株式会社
設立   :2016年4月
URL   :https://anymindgroup.com/ja/
所在地 :東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
代表者 :代表取締役CEO 十河 宏輔
拠点 :日本(東京・佐賀)、シンガポール、タイ(バンコク:2拠点)、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)、インド(ムンバイ・デリー・バンガロール)、インドネシア(ジャカルタ・バンテン)、フィリピン、台湾、香港、マレーシア(クアラルンプール・プタリンジャヤ)、カンボジア、アラブ首長国連邦、上海、深セン、韓国、サウジアラビア、杭州

事業概要:
ブランドコマース事業
ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームを開発・提供しています。

パートナーグロース事業
Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。

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