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佐賀のシステム会社「九州コーユー」が白鳩リリース事業 生産部部長が提案、繁殖訓練

「九州コーユー」の放鳥サービスで結婚式用の籠から飛び立つ白鳩

「九州コーユー」の放鳥サービスで結婚式用の籠から飛び立つ白鳩

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 情報処理システムの企画開発を手掛ける「九州コーユー」(小城市三日月町金田)が6月、冠婚葬祭時に白鳩(はと)をリリースする「放鳥事業」を始めた。

「九州コーユー」の放鳥サービスで葬儀用のカゴから飛び立つ白鳩

 ビジネスフォーム企画製造販売、メーリング業務と発送代行、プリント処理とデータ加工などさまざまな事業を行う同社。繁忙期が2月~6月に集中することから、北島哲已社長から「利益は後からでもいいので、勉強の機会にもなる新たな事業を」との呼び掛けを受け2018(平成30)年、生産部部長の南川芳文さんが企画提案。同社の新事業として南川さんの白石町の自宅に鳩舎(きゅうしゃ)を設置し、県内で伝書鳩が起源の「レース鳩」を飼っている人から白鳩を入手し、飼育を始めた。南川さんは「以前、ウグイスやメジロ、インコを飼っていて、約15年間餌やりを1回も欠かさなかった。福島県に放鳥サービスを行い実績ある会社があると知って興味を持っていた」と振り返る。

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 飼育開始後2年間で繁殖と、放鳥小屋に戻る訓練を1キロ、5キロ、10キロと距離伸ばしながら繰り返し、営業展開を始められるまでにこぎ着けた。南川さんは「訓練でほぼ全ての白鳩が鳩舎に戻ってくるようになったが、中にはイタチに襲われたことなど苦労もあった」と話す。

 放鳥メニューは、初七日、四十九日などに7羽の鳩を放鳥する「葬儀式向けサービス」と、永遠の愛を誓い10羽の鳩を放鳥する「結婚式向けサービス」(以上、税別3万5,000円)。鳩舎が所在する白石町から半径30キロ圏内でサービス展開するという

 南川さんは「2年間かけて育てた鳩は自分の家族のよう。大空に舞う白鳩に思いを込めて、を冠婚葬祭のほか、県内でのさまざまなセレモニーの場で晴れやかな感動を届けたい」と意欲を見せる。

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