佐賀大学ブランドのオリジナル清酒「悠々知酔」が2月29日より、同大生協や市内の小売店で販売される。
同大農学部付属アグリ教育研究センターで収穫した「ヒノヒカリ」と、農学部応用微生物学研究室で分離した酵母を使用。「悠々と酒を飲みながら知の探求に酔い、桃源郷のような雲の上でゆっくりとのんびり飲む姿」をイメージして「悠々知酔」と名付けた。
製造は10年前、国立大学法人佐賀大学の地域連携活動事業の一環として始まった。今回は昨年に引き続き東鶴酒造(多久市)と連携。酒造りの全工程に農学部応用微生物学研究室の学生7人が参加し、その様子をフェイスブックで配信している。
今年は、昨年「食中酒としておいしい特別純米酒」として製造し好評を博したという「おりがらみ生」のほか、通常の特別純米酒、同酒造では初となる純米大吟醸に挑戦。同大生協限定の純米大吟醸の生酒と特別純米酒の生酒の「飲み比べセット」は既に予約を終了している。
今月29日発売の「おりがらみ生」(1,500円)を皮切りに、3月下旬発売予定の特別純米酒(1,400円)まで全部で3200本を製造・販売する予定。