佐賀共栄銀行、佐賀未来創造基金、市民生活パートナーズは、昨年2月に締結した「市民生活及び市民活動の包括的支援に関する協定」事業として3月6日、佐賀商工ビル（佐賀市し白山）で「ハッピーリタイア準備塾 ジャンプステージ」を開く。

　同塾は主に定年を迎えるシニアを対象に、定年に際する各種手続きからライフプランづくり、エンデングノートづくりやこれに関連する遺言、相続、成人後見人制度などを総合的に学ぶと同時に、保険・税金などの費用節約術の実践体験も行うもの。2月7日の「ホップステージ」、同21日の「ステップステージ」では主に定年後のお金にまつわる講座を開いた。

　3回講座の最終回にあたる3月6日の「ジャンプステージ」では、定年後に社会活動への参加を促す「チャレンジ！社会活動」と題した講座など3講座を予定しており、3月1日まで参加者を募集している。

　主催する市民生活パートナーズの竹下義洋理事長は「定年後のライフプラン設計をテーマにした講座は各地で開かれているが、この講座では金融機関と市民活動を支える団体と共同で実施することで、定年後の環境変化に安心してもらったうえで、多くの方に地域参加、地域貢献してもらえる塾にしたい」と話す。