長崎自動車道・佐賀大和IC~嬉野IC間、西九州自動車道・武雄JCT~佐世保大塔IC間で8月28日21時30分、区間内走行を無料とする代替路措置が開始された。国土交通省九州地方整備局(福岡市博多区)と西日本高速道路九州支社(同)が同日発表した。
8月27日から28日にかけて佐賀県などを襲った記録的な大雨の影響による、県内の国道34号および国道35号の一部の通行規制に対応するもの。武雄北方IC~嬉野IC間の下り線は現在、緊急自動車を除き通行止めが続いている。
対象車両は、対象区間内のみを走行する全車種車両。無料措置を取る代替路対象区間内から対象区間外への走行や、代替路対象区間外から対象区間内への走行は、通常の通行料金となる。対象となる走行では、一般レーン・ETCレーンのいずれを走行しても無料措置の対象となり、ETC利用の場合は、料金表示器と利用照会サービスなどの利用履歴に通行料金が表示されるが、通行料金の請求は行わないという。
同措置の適用期間は未定。終了の際には、同社が発表するという。
※編集部注:国道34号・35号通行規制解除に伴い、本措置は8月29日18時に終了したと発表がありました。