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佐賀・有明海干潟に産卵期終えたトビハゼ 満潮時の岩場には集団も

有明海で見られるトビハゼの集団(写真提供=飯田豊一さん)

有明海で見られるトビハゼの集団(写真提供=飯田豊一さん)

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 干潟よか公園(佐賀市東与賀町下古賀)近くの有明海海岸で現在、産卵期を終えたトビハゼが姿を見せている。

カメラ目線のようにも見えるトビハゼ

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 体長10センチほどのトビハゼは、ムツゴロウと同様、干潟の泥の上をはいまわる魚の一種。活動期は3月中旬~11月上旬で、5月下旬~8月上旬が産卵期に当たる。

 有明海の風景や生物を撮影する佐賀市在住のアマチュアカメラマン・飯田豊一さんによると、干潮時は干潟の上を活発に動き回るが、満潮時は潮を避けるために岸辺の石などにはいあがり、じっと待っていることが多いため、海岸近くで見ることができるという。

 飯田さんは「今の時期はメダカみたいな赤ちゃんトビハゼが子どもに成長するころで、満潮時には岩場に集団でいるので、たくさん見ることができるが、今年は例年よりも多い気がする」と話す。

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