「佐賀駅北をもっと明るく、元気な街に」をモットーに、JR佐賀駅と周辺を盛り上げるイベント「第5回佐賀駅北く~よかFES(フェス)」が7月20日、駅構内と駅北口付近の2カ所で開催される。主催はふれあい町づくり実行委員会。
「ぽけっとまるしぇ」が開かれる九州電力佐賀支社1階の託児スペース
駅周辺のにぎわいづくりに取り組む同団体がイベント名に「とてもよい」を意味する佐賀弁を名付け2015(平成27)年にスタート。2017(平成29)年からは駅北口近くの九州電力佐賀支社(神野東2)が共催に加わった。
昨年までは11月上旬の「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に合わせて行ってきたが、今年は夏の期間に盛り上がりをつくり、夏休みを迎える子どもたちにも積極的に参加してもらおうと、初の7月開催となった。
佐賀駅では、佐賀市のバイオリニスト・井石弾さんが改札前でオープニングコンサートを行う。北口には「ミニSL」、南口にはビアガーデンや屋台を用意し、昭栄中学校のブラスバンド演奏などライブステージを開く。
九州電力佐賀支社1階ではマルシェ「ぽけっとまるしぇ」を開き、ハンドメード店「Susie pocket(スージーポケット)」(呉服元町8)などが出店する。2階では、「爬虫(はちゅう)類ハンター」としてテレビ出演や講演活動を行う爬虫類学者・加藤英明さんを招いた子ども向けワークショップ「ふしぎな爬虫類と地球のはなし」が開かれる。
「佐賀東信用組合」(神野東2)では、いじめ撲滅のための活動を行うプロレスラー・将火怒(まさかど)選手に子どもが挑戦する「ラムネ早飲み大会」が行われる。
九州電力佐賀支社地域共創グループ副長の蓑田(みのだ)大輔さんは「普段は人通りが少ない佐賀駅周辺を活気づけようと毎年地道に開催してきた。今年は『遊び』をキーワードに、子どもたちが楽しめる催しをたくさん用意したので、夏の1日を親子で楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は11時~18時(一部イベントは21時まで)。