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佐賀・大坪製菓が新元号プリントした丸ぼうろ 発表と同時に製造、SNSで公開

新年号発表を記念し、「平成→令和」などとプリントした丸ぼうろ

新年号発表を記念し、「平成→令和」などとプリントした丸ぼうろ

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 佐賀の代表的な菓子「丸ぼうろ」を製造販売する「大坪製菓」(佐賀市木原3)が4月1日、新元号「令和」をプリントしたオリジナル丸ぼうろを製造した。

新元号丸ぼうろを販売した大坪製菓の試食販売会場

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 専用高速印刷機を使いオーダーメードでお祝いメッセージやイラストなどをカラープリントした丸ぼうろを製造する同社。大坪健介社長は「元号が改まる歴史的機会を記念した関連商品を作りたい」と、新元号をプリントした丸ぼうろを直ちに製造してネット上に公開するため、1日の発表の瞬間をテレビの前で待ち構えていたという。

 菅義偉官房長官が新元号を発表した11時40分ごろにプリント作業に取り掛かり、12時20分に完成品を写した写真をSNSに投稿したところ「いいね」や「シェア」が相次いだ。大坪社長によると、当初は『平成→令和』のプリントのみだったが、投稿を見たお客さんから『よろしく令和』や『ありがとう平成』といった文言の提案があり、複数のバリエーションができたという。

 旧国鉄佐賀線跡の自転車道「徐福サイクルロード」沿いの同社敷地内で3月末から4月7日まで行った試食販売会に、新元号丸ぼうろを加えたところ、「SNSを見た」という人や桜並木道を行き交う通行人が購入し、用意した500個が完売した。

 大坪社長は「自粛ムードの風潮があった前回の改元時とは異なり、今回は明るいムードに包まれて元号が変わる。改元のお祝いに伴う経済の活性化に一役買いたいと思った。おめでたい雰囲気の中で新時代の幕開けを迎えたい」と話す。

 今後の販売は未定。

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