広告代理店「佐賀広告センター」(佐賀市天神3)創立50年を記念した広告展「ア★チャ~展(アド・ベンチャー展)」が1月22日、「佐賀バルーンミュージアム」(松原2)1階レクチャースペースで始まった。
バルーンに映し出される文字サインを見つけて楽しむ「バルーンで見つけよう!シークレットメッセージ」
1968年(昭和43年)7月1日、翌年のサガテレビ開局を見据えて、「テレビCMも扱える総合代理店を」と当時の佐賀新聞社広告局が独立する形で誕生し、昨年50年を迎えた同社。広告主、テレビ・新聞など媒体各社、協力会社、佐賀県民に感謝の気持ちを伝えたいと企画した。
会場には、これまでの50年に佐賀新聞で掲載した新聞広告やサガテレビで放送したCMを公開する「佐賀の50年広告アーカイブ」、同社のイメージを協力会社のデザイナーに新聞広告として表現してもらったという「佐賀のグラフィックデザイナーが描く佐賀広告センター」、現在は使わなくなったアナログカメラなどの「広告道具遺産」を展示する。
親子連れでも楽しんでもらえるようにと、「バルーンで見つけよう!シークレットメッセージ」、佐賀の自然や景色を360度映像で体感する「VR体験コーナー」、佐賀県立博物館で昨年開催した「すごいぞ!ボクの土木展」で展示しネットでも話題になった「砂場マッピングで遊ぼう」、蓄光シートにライトペンで描くと描いた軌跡で光を放ち、絵を描くことができる「蓄光らくがきアート」と、デジタルコンテンツを使った体験型コーナーも用意した。
同社クリエーティブプランナーの宮副直記さんは「『ア★チャ~展』の★に『きらめくアイデアをあの手この手で、思いをこめて』など、イベントタイトルのアイデアや企画内容は当社制作部の社員が中心となり考え、作り上げた。懐かしく貴重な広告の数々とエンターテインメントを家族連れでゆっくりと楽しみ、広告のことを学んでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。今月27日まで。