学ぶ・知る

佐賀で偉人のトレーディングカード配布 佐賀市職員が企画、「楽しく学べるものを」

佐賀市内で配布中の「佐賀偉人カード」

佐賀市内で配布中の「佐賀偉人カード」

  •  

 「佐賀の七賢人」と呼ばれる幕末の偉人をモチーフにした「佐賀偉人カード」が現在、佐賀市内で配布されている。

「佐賀偉人カード」を手にする佐賀市観光振興課職員

 昨年12月22日から行われているクイズイベント「さが幕末維新期末クイズ」に合わせて作られた無料配布のトレーディングカードで、大きさは縦約10センチ×横約7センチ。カードは、佐賀の偉人「鍋島直正」「佐野常民」「島義勇」「副島種臣」「大木喬任」「江藤新平」「大隈重信」の7種類。表面には7人をかたどったモニュメントの写真とともに、彼らの業績を短い文でまとめている。

[広告]

 「街中を歩いて回りながら佐賀藩出身の偉人について楽しく学べるものを作りたい」と佐賀市役所観光振興課が企画し、佐賀広告センター(佐賀市天神3)の協力で製作した。同課の溝上徹也さんによると、昨年4月ごろ、佐賀の偉人について『誰が何をしたか』をきちんと理解できている人が少ないのではと感じたのをきっかけに小中学生から大人まで幅広い人に佐賀の偉人知ってもらうツールを作りたいと、課内でアイデアを出し、「偉人カード」を作ることを決めたという。昨年11月初めに本格的に製作を始め、約2カ月で完成した。

 偉人の説明文は、図書館の資料、佐賀県のホームページや佐賀市教育委員会製作の歴史書「さがの人物探検99+you」などをもとにして作成したという。溝上さんは「偉人たちを学ぶツールとしてはもちろん、彼らを詳しく知る人にも納得してもらえるように『~と言われている』のようなあいまいな表現を避けるなどこだわった」と振り返る。表面のベースの色を「業績や人柄からイメージされる色」にし、裏面は佐賀藩主の鍋島直正の色を一番上に据えたグラデーションにするなど、細部までこだわりを詰め込んだという。カードの配布場所は「歴史に関する展示を見られる場所やその周辺施設」かつ「各施設間を歩いて回れる範囲内にまとめる」という2点を重視して決めた。

 溝上さんは「親子や友人同士で佐賀市の観光も楽しみつつカードを集めてもらえるとうれしい。集めたカードで、佐賀の偉人について興味を持ち、より深く学ぶきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。

 大隈重信記念館(水ケ江2)、佐賀市歴史民俗館(柳町2)、佐賀バルーンミュージアム(松原2)など市内7カ所で配布する。2月28日まで。

佐賀経済新聞VOTE

【最終決選】幕末佐賀の偉人8人、あなたは誰を選ぶ?