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佐賀バルーンフェスタ競技部門で「いちごさん」が入賞 JA職員操縦の新気球

笹川和朗さん(右)と熱気球「いちごさん」のチームクルー

笹川和朗さん(右)と熱気球「いちごさん」のチームクルー

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 佐賀市嘉瀬川河川敷で11月4日まで開催された熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」で、新気球「いちごさん」で参戦したパイロット・笹川和朗(かずあき)さんが競技部門「パシフィック・カップ」で6位入賞した。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタに初参加した熱気球「いちごさん」

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 「JAさが」(佐賀市栄町)で果樹の営農指導員として勤務する笹川さんは、地元バルーンチーム「えありば」とJA職員で構成するバルーンチームに所属。今年の大会は、佐賀県と「JAさが」が共同開発し10月16日に発表したばかりの新ブランドイチゴ「いちごさん」をデザインした同名の気球で4年ぶりに同大会の競技部門に出場した。

 職場から「新ブランドのPRを最優先に、認知度を上げるためにたくさん飛んでほしい」と託され大会初日のフライトに臨んだ笹川さんだったが、競技をメインとする気球に比べ「いちごさん」の気球は一回り大きく、上下させるためのバーナー操作をワンテンポ早く行うなど工夫が必要なことを改めて確認。翌日から「飛ぶからには優勝を目指したい」と、よりスムーズな競技フライトを意識して徐々に順位を上げ、参加67機中6位と上位入賞を果たした。

 笹川さんは「新気球での練習回数が少ない中での入賞は良い出来。午後の競技フライトがキャンセルになった後、ほかの地元チームに協力してもらい気球の立ち上げもした。地元新聞や農業新聞、SNSでも発信してもらうなどで十分なPRができた。今後の佐賀のフライトシーズンではパイロットを目指す部員のトレーニングや練習フライトで『いちごさん』気球でフライトしたい」と話す。

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