オプティム(佐賀市本庄町)、佐賀県警察(松原1)、「佐賀銀行」(唐人2)が10月12日、「AI・IoTを活用した犯罪抑止のための三者連携協定」を締結した。
AI、IoTを活用しさまざまな産業基盤の再構築に取り組む「オプティム」が昨年12月、金融分野でAI、IoT技術を活用するため「佐賀銀行」と提携。今年7月から「ATMコーナー監視システム」の実証実験を始めた。
AI搭載の監視カメラで、振り込め詐欺などの犯罪に利用された口座から現金を引き出す人物を判別する「出し子検知」、ATMでの「忘れ物検知」などの機能を持つ同システムに警察捜査の知見を加えて信頼性を高めるために今回、佐賀県警を含めた三者で協定を締結。特殊詐欺犯罪を抑止する取り組みをさらに進めていくという。
「オプティム」取締役の友廣一雄さんは「当社のAI・IoT技術と佐賀県警の知見で、佐賀を世界最先端の安心安全の地域にしたい」と意気込む。