古湯温泉(佐賀市富士町古湯)で現在、「古湯温泉湯治モニター」を募集している。
健康改善・美肌など温泉の効果・効能を医学的に証明することで、古湯温泉のブランディングに役立てようと行う同企画。
古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟の山口澄雄理事長によると、効果・効能を医学的に証明している温泉は全国で6カ所のみという。山口さんは「今回の企画で効能を証明し、ほかの温泉との差別化を図りたい」と話す。
募集は、鶴霊泉に宿泊する「4泊5日プチ湯治」(2月19日~23日、参加費=1万円)、週に一度「英龍温泉」に通う「3カ月週1回通い湯治」(2月19日~5月21日、参加無料)の2コース。グローバル温泉医学研究所所長で医学博士の松田忠徳さんが初日と最終日に採血検査などを行い、健康データを収集し分析する。
山口さんは「観光客をはじめ地元民や企業のヘルスケアなどに、古湯温泉を活用してもらえるようにするのが目標。今回の企画を『一歩進んだ古湯温泉』の足掛かりにしたい。温泉や温泉街でほっと一息つき、健康を意識するきっかけにしてほしい」と話す。
募集人数は、「プチ湯治」=16人、「通い湯治」=20人。申し込みはファクスかメールで「古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟」まで。1月26日必着。