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佐賀・小城発「ようかんに合うコーヒー」 地元組合とコーヒー専門店が開発

「Origincoffee」の下永吉伸一さん(右)、小城羊羹協同組合の八頭司勲さん(左)

「Origincoffee」の下永吉伸一さん(右)、小城羊羹協同組合の八頭司勲さん(左)

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 小城羊羹(ようかん)協同組合青年部と佐賀のコーヒー店「Origincoffee(オリジンコーヒー)」(佐賀市兵庫南)が開発した「羊羹に合うコーヒー」が11月19日、ゆめぷらっと小城(小城市小城町)で開催された「日本一!ようかん祭り」で販売された。

「羊羹に合うコーヒー」

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 ようかん店が日本一密集していると言われる小城市のようかん市場を盛り上げようと昨年初開催した「ようかん祭り」。今年は同組合に加盟する25店が出店した。

「羊羹に合うコーヒー」は同青年部が「オリジンコーヒー」に開発を依頼したもので、グアテマラのシングルオリジンがベース。昨年の「ようかん祭り」で初めて販売し、600杯以上を売り上げた。

 オリジンコーヒーの下永吉伸一さんは「最初、いくつかの豆をブレンドしたコーヒーを試してもらったところ、若い店主の皆さんの反応が分かれた。何度も打ち合わせを重ねる中で提案したコーヒーに皆さんの意見が一致し、ようかんの甘さに合うコーヒーに仕上がった」と振り返る。昨年の出店後、同店ではコーヒーにようかんを付けて出すようになったという。

 「ようかん祭り」で販売2年目となった今年も朝から多くの客が小城羊羹と「羊羹に合うコーヒー」を楽しんだ。

 下永吉伸一さんは「店を開いた時からコーヒーと佐賀のいいものを一緒に売りたいと思っていた。このような機会を頂いたことで当店ではようかんが離せないものになった。これからの私たちが焙煎するコーヒーと一緒に佐賀を売っていきたい」と意気込む。

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