佐賀で唯一のミニシアター「シエマ」(佐賀市松原2)で3月6日、かっぱカレッジ「健康にいい靴選び」が開かれた。
「佐賀の街に通う」をコンセプトに、佐賀で店舗運営や芸術活動を行う人を講師に市民に学びの場を提供しようと、同シアターを支援する団体「シエサポ会」が2015年10月から開く同カレッジ。11回目となる今回は佐賀市呉服元町で「足の科学館 シューズツルヤ」を営む鶴 洋さん(71)を講師に、足と靴に関する講座を行った。
鶴さんは靴販売51年の経験を基に、靴選びに失敗した事例を挙げながら、「足を清潔に保つ」「足にあった靴で歩く」など、体重を支える足とその足をサポートする靴選びの大切さを語った。後半は受講者が持参した革靴の手入れ方法をブラシや靴クリームを使いながら丁寧に指導した。
鶴さんは「足は第2の心臓といわれている。靴の販売を通じて今後も健康の提案をしていきたい」と話す。
同カレッジは3月26日に開催する講座でいったん終了となる。4月以降の開講は未定。