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佐賀在住写真家が「少林寺」をテーマにした写真展 中国で3年間にわたり密着

「美少年写真家」の大串祥子さん

「美少年写真家」の大串祥子さん

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 佐賀市の佐賀新聞ギャラリー(佐賀市天神3)で8月2日~6日、佐賀・大町町在住の写真家、大串祥子さんの写真展「少林寺」が開催された。

写真集「少林寺 Men Behind the Scenes II」

 大手広告会社を経て、ロンドンの大学でフォトジャーナリズムを学んだ大串さんは1998年、秩序、階級、制服、ルール、不条理などにいろどられた男性社会を女性の視線から捉え、美と謎を追求する「Men Behind the Scenes(メン ビハインド ザ シーンズ)」をテーマに活動を始めた。

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 大串さんはこれまでに、イギリスの名門パブリックスクール・イートン校、ドイツ連邦軍、コロンビア軍の麻薬撲滅部隊、近代五種を撮影し、「Modern Pentathlon」「美少年論 Men Behind the Scenes」「少林寺 Men Behind the Scenes II」の3冊の写真集を発表してきた。「普段は観ることのできない特殊な男性社会で根気づよく開発される『美少年』の美と謎に魅力を感じる」と大串さん。

 今回の展示作品は2011年秋から2013年夏までの3年間、中国・河南省、嵩山(すうざん)少林寺に撮影許可を得て僧侶たちに密着し、仏教の修行や少林武術の稽古の様子を収めた中から49点を展示。戒律を守り仏門に生きる僧侶や、武僧らが空中で動きを止める演武の写真など力強い作品が並んだ。

 大串さんは「究極の男性社会の中にのみ、男性の美と謎を垣間見ることができ、撮りたいと思わせる『美少年』が存在する。葉隠武士道、蘭学、佐賀の七賢人など、世界へ通用する人材を根気強く開発してきた佐賀という土地には、『美少年』を育成し、開発する気風はあると信じている。『技術はコップ、大事なのは水』。銅像作りやハコ作りも結構だが、『撮りたい』と思うような魅力ある若者が集まる場が必要なのではないか」と話す。

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