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佐賀県住みます芸人が「子ども漫才教室」 地元小学生に「ボケとツッコミ」教える

「子ども漫才教室」の様子

「子ども漫才教室」の様子

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 「TOJIN茶屋」(佐賀市唐人2)多目的スペースで8月8日、「笑いの日 @ほーむ寄席 in TOJIN茶屋」が開かれた。主催は吉本興業。

メタルラックと参加した子どもたち

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 今年から8月8日を「笑いの日」とした同社。「あなたの街に住みますプロジェクト」により全国47都道府県に住む吉本芸人がそれぞれ「笑い」をテーマにしたイベントやワークショップを企画した。

 佐賀では、2代目「佐賀県住みます芸人」の「メタルラック」のノッポノナカさん、美意識タカシさんによる地元小学生を対象としたワークショップを開催。よしもとデベロップメンツ佐賀県担当の森祐子さんによると「『笑い』が持つネガティブをポジティブに変える力を佐賀の子どもたちに伝え、想像力やコミュニケーション力を伸ばすきっかけにしてもらえたら」と企画したという。

 同イベントは2部構成。第1部は「ちょうネクタイワークショップ」。ちょうネクタイ型に切り抜いた白い画用紙を子ども1人に1枚配布し、子どもたちはカラーペンを使って思い思いの柄を描いた。第2部は「子ども漫才教室」。メタルラックによる「ボケとツッコミ」講義の後、子ども同士でコンビを組み漫才のネタを考え、自作のちょうネクタイを付けて披露した。

 参加した子どもは「面白い言葉を考えるのが楽しかった」「本物の漫才師になってステージに立っている気分になった」と笑顔を見せた。「来年も開催してほしい」という声も上がった。

 ノッポノナカさんは「『ボケ』と『ツッコミ』の概念をどう説明しようかと思っていたが、子どもたちは教えなくてもわかっていた。お笑いへの関心が高いことが伺えてうれしく思った」、美意識タカシさんは「元気と独創性にあふれる子どもたちと触れ合うことで自分たちもパワーをもらった。漫才を通して、正解のないコミュニケーションの自由な楽しみ方を伝えることができたらうれしい」と話す。

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