「金曜ロードショーとジブリ展」が11月3日から、佐賀県立博物館・美術館(佐賀市城内1)で開催される。主催する福岡放送、共催する日本テレビ放送網が3月12日に発表した。
佐賀県立博物館・美術館で開催する「金曜ロードショーとジブリ展」について説明する日本テレビ放送網の依田謙一プロデューサー
金曜ロードショーは、日本テレビが1972(昭和47)年から放送していた映画番組「水曜ロードショー」が1985(昭和60)年に放送日が金曜に変更となったことで放送が始まり、昨年で40周年を迎えた。同局によると現在、地上波で唯一の映画番組だという。
金曜ロードショーの放送開始と同年の1985(昭和60)年にスタジオを開設した「スタジオジブリ」は劇場用アニメーション映画を中心に製作。1986(昭和61)年に金曜ロードショーの特別番組で「風の谷のナウシカ」を初放送して以降、同番組でもジブリ作品をこれまでに200回以上にわたり放送し、スタジオジブリが人気を確立し、評価を高めたことに貢献したという。
金曜ロードショーとジブリ展は2023年6月~9月、東京・天王洲での初開催を皮切りに全国を巡回。佐賀での企画展は全国で13会場目、九州では長崎・大分に続く3会場目。スタジオジブリ作品を公開年や金曜ロードショーで初放送された年の世相や時代背景などとともに展示し、作品が持つ時代性や普遍性と共に紹介する予定だという。「風の谷のナウシカ」から2021年に公開した「アーヤと魔女」まで、スタジオジブリのほぼ全ての作品の名シーンの絵コンテを展示するほか、「魔女の宅急便」「もののけ姫」など人気作品のポスターに飛び込んで主人公のように撮影できる「ジブリ映画ポスタースタジオ」、ジブリ作品を拡大投影する「ジブリの幻燈楼」、映画に登場する「腐海」や「王蟲」の世界を、造形作家の竹谷隆之さんが監修して作り上げる「風の谷のナウシカ 王蟲(オーム)の世界」などのコンテンツを予定する。
日本テレビ放送網の依田謙一プロデューサーは「今回、博物館と美術館をフル活用した展示を考えていて、佐賀ならではの企画も作っていければ。一般的な企画展は静かな会場の中で展示を見ることが多いと思うが、ジブリ展では一緒に来た人と映画や展示にまつわる話をたくさんしながら楽しんでほしい」と話す。
山口祥義佐賀県知事は「子どもの頃、金曜21時を過ぎた『大人の時間』の雰囲気でジブリ映画を見るのが一つの楽しみだった。佐賀でのジブリ展の素晴らしさを知ってもらえるよう、これからたくさんアピールしていきたい」と話す。
会期は2027年2月14日まで。