「マイクロソフトイノベーションセンター佐賀」(佐賀市駅前中央1)で4月30日、佐賀県内での起業を目指す若者を応援するイベント「Saga Ventures Door(サガ ベンチャーズ ドア)」が開催される。主催はトーマツベンチャーサポート(東京都千代田区)と日本政策金融公庫佐賀支店(佐賀市駅南本町)。
佐賀大学経済学部4年生の山口拓馬さんが「佐賀で起業を考える若者が一歩踏み出すきっかけを作りたい」と、佐賀での起業支援を行うトーマツベンチャーサポートの香月稔さんと日本政策金融金庫の中原健さんに提案したことをきっかけに企画した同イベント。
山口さんは高校2年生のころから「起業したい」と思い、東京や米シリコンバレーに起業や会社経営を学びに行ったという。「佐賀で自分の夢に挑戦できる環境を作りたい」と意気込む。
当日は、ウェブマーケティング・コンサルタントで宮崎大学講師の土屋有さんが自らの起業を振り返る講演、香月さんがモデレーターを務め、「自分が何をやりたいのか」を参加者全員で探していく欲求発見型ワークショップ、佐賀大学学生4人が登壇し、自分の夢や目的をプレゼンテーションする「夢をカタチに変えるピッチイベント」を行う。
山口さんは「起業に興味がある、ベンチャー企業への就職を考えている、さらには就職について考えるきっかけがほしかったという学生や高校生にも来てほしい。佐賀で自分の夢に挑戦できる機会にしたい」と意欲をみせる。
13時30分開場、開催時間は14時~18時。参加無料。申し込みは同イベントホームページで受け付ける。