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佐賀駅にバラの専門店「ローズテラス」 バラのある生活伝え、地元貢献目指す

「ローズテラス」髙木治幸社長

「ローズテラス」髙木治幸社長

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 JR佐賀駅構内の「えきマチ1丁目佐賀」に4月5日、バラ専門店「ローズテラス JR佐賀店」(佐賀市駅前中央1, TEL 0952-27-5250)がオープンした。

「ローズテラス JR佐賀店」店内

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 佐賀市内でバラに関する商品の卸を手掛ける「ローズテラス」(佐賀市神野東4)が、4店舗目として開いた同店。髙木治幸社長はホテル勤務を経て2002年に独立。「ウェディングに特化した商品販売を模索する中で、祝宴での『花の力』に魅力を感じた。バラを『飲む』『食べる』文化も日本でも広めたい」と話す。

 ブルガリア産のバラの一種、ダマスクローズの花びらから抽出したローズエキスと、天山の伏流水を合わせて2015年に開発したオリジナルの炭酸飲料「ブルガリアンスパークロゼ」は昨年、「FOODEX JAPAN 2016」の「美食女子グランプリ」で銀賞を受賞した。同商品は、国内のホテルや旅館、飲食店に加え、香港、カンボジア、ドバイ、クウェートへも輸出されているという。

 JR佐賀駅に出店したきっかけは、地元に貢献したいと考えたことから。多くのホテルやレストランでの販売実績があることから福岡市内の駅への出店を打診されたが、地元の駅に空き店舗が増えているという話を聞き、「地元に貢献したい」と出店を決めたという。

 約20坪の店舗に、バラのドリンク「スパークロゼ」「セイントローズ」、ダマスクローズやローズヒップを使ったジャム、紅茶、コスメ、バラをあしらったバッグや雑貨など1000アイテム、3000点を用意する。同店のために新たに取り寄せた商品も多くそろえる。

 髙木さんは「バラで起業し、バラを生かした佐賀発の商品を世界に送り出すことができた。次はバラで佐賀を元気にしたい。いずれは佐賀にバラ園を作り、佐賀のバラと佐賀の水で作る『スパークロゼ』を作りたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~20時。

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