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佐賀・愛敬「名門寿し」が閉店 40年超の歴史に幕、ねじり鉢巻き大将の店

1月上旬に閉店し、設備・備品の搬出作業を行っているすし店「名門寿し」

1月上旬に閉店し、設備・備品の搬出作業を行っているすし店「名門寿し」

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 佐賀中心街・愛敬(あいけい)通り沿いのすし店「名門寿し(ずし)」(佐賀市愛敬町)が1月上旬に閉店した。

すし店「名門寿し」に掲出された閉店の張り紙

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 愛敬通り沿いの飲食店ビル「一番街」の1階で40年以上営業してきた同店。カウンター6席と小上がり4席の店内で、丸刈りにねじり鉢巻き姿の大将と女将(おかみ)が、すしやシメサバ、ちらしずしなどを手頃な価格で提供してきた。

 近隣の飲食店店主によると、昨年末までは通常通り営業していたが、大将が病気で突然倒れ、営業を続けることが難しくなったことから閉店を決めたという。店の入り口には「長い間ご愛顧いただき誠にありがとうございました。令和7年1月31日をもって閉店させていただくことになりました。皆さまに支えられ、これまで営業を続けることができましたこと、心より感謝申し上げます」と記した貼り紙が掲出されているが、既に店の看板の一部が外され、店内の設備や備品が搬出されたという。

 飲食店ビル「一番街」では1月12日に居酒屋「ふるかわ」も閉店した。

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