菓子店「まあ~みい」(小城市牛津町上砥川)がオープンして、10月11日で2カ月がたった。
保育園で今年6月までの約20年間、給食調理の仕事をしていた田渕ますみさんが8月11日に開いた同店。田渕さんは以前から趣味で菓子作りをしており、「いつか自分の店を開きたい」との夢を持っていた。給食提供を通じて、アレルギーの子どもたちがみんなと一緒に食べられるものが少ないと改めて感じたことから、これまで趣味で菓子作りをしてきた経験を生かし、アレルギーの子どもも食べられる菓子を販売する店を、自宅に隣接する場所に開いた。
ラインアップは、米粉を使った「抹茶ロールケーキ」「さつまいもロール」「マロンロールケーキ」(以上360円)などのケーキ類約12種類、同じく米粉を使った「スノーボールクッキー」(150円)や「パウンドケーキ」「焼きドーナツ」(以上200円)などの焼き菓子約15種類を用意するほか、小麦粉・卵・乳製品を使わず、米粉と豆乳を使った菓子も数種類そろえる。
田渕さんは「試行錯誤しながら菓子作りしているが、卵アレルギーのお客さまが来店した時に卵を使わない菓子の用意がなかった時もあり、インスタグラムを活用して今日のラインアップの紹介をするなど工夫している。アレルギー対応のバースデーケーキの注文も少しずつもらうようになったので、手作り店で難しい対応はできないかもしれないが、これからも工夫しながら新たな菓子を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時~18時。店休日はインスタグラムで知らせる。