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佐賀市木原にワッフル店「オレンジプラス」 就労継続支援B事業所が実店舗

(右から)ワッフル専門店「オレンジプラス」を運営するNPO法人「オレンジ」副理事長の渡邊祥弥さんと店舗スタッフ

(右から)ワッフル専門店「オレンジプラス」を運営するNPO法人「オレンジ」副理事長の渡邊祥弥さんと店舗スタッフ

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 ワッフル専門店「オレンジプラス」(佐賀市木原3)が県道20号佐賀大川線沿いにオープンして、2月3日で3カ月がたつ。

ワッフル専門店「オレンジプラス」で販売するワッフル「プレーン」「えごま」

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 就労継続支援B事業所と相談支援事業所を運営するNPO法人「オレンジ」(同)が開いた同店。2012(平成23)年2月設立の同NPOは就労継続支援B事業として、洗車や手芸、内職作業などを行ってきたが、コロナ禍で作業が減ったことがきっかけで2022年、入所者主体でワッフルの製造と販売を行う「オレンジプラス」を立ち上げ、ベルギーHVD社から1度に6枚焼くことができる業務用のワッフルメーカーを取り寄せた。当初は実店舗を持たず、イベントやマルシェなどへの出店で販売してきたが、昨年8月の事業所を移転に合わせて、持ち帰り専用の店舗スペースを確保。昨年11月3日にオープンした。

 ワッフルのラインアップは、「プレーン」(200円)、「チョコ」「シナモン」(以上250円)、「あんこ」「えごま」(以上280円)の定番に加え、「ピスタチオ」「チョコクランチ」(以上350円)や「フォンダンショコラ」(320円)などを合わせて常時7~8種類を用意。佐賀のワッフル「サガッフル」のブランドで販売する。ポップコーン(塩=200円、うめかつお、キャラメル、チョコ、いちごミルク=以上250円)も用意する。

 副理事長の渡邊祥弥さんは「これまでのイベントなどでの販売通じて寄せられていた『普段はどこで買えるのか』という問い合わせに対応できるようになり、近所や通りがかりで買ってもらえるようにもなった。今後、県産食材を取り入れたワッフル、特にノリや野菜などを合わせた総菜ワッフルの開発にも挑戦したい」と話す。

 営業時間は11時~15時(17時まで営業する日あり)。

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